野沢温泉より車で15分ほどの場所にある、小菅の里まで行ってまいりました。
この里は、戸隠や飯綱と並ぶ北信濃の三大修験場にあげられる「小菅神社」の里として広く知られています。
小菅神社は白鳳8年(680年)に創建され、大同元年(806年)に本宮が再建され、新しく小菅寺を開いといわれています。本堂、講堂、三重塔、仁王門、鐘楼を構え、37の坊、100の末院、6社、5堂が立ち並び修験、山伏、僧侶が300人いたと云われています。
永禄4年(1561年)に武田信玄の侵攻により奥社を残し諸坊ことごとく焼き払われ衰えてしまいましたが、その後上杉氏により復興され、さらに飯山歴代城主により保護されてきました。
現在の奥社は今から500年前に建てられたもので、室町時代の建築様式を伝えています。昭和39年に国の重要文化財に指定されました。
写真①が小菅神社奥社への参道入り口の鳥居。
標高900m大岩窟に建つ奥社へはこれより徒歩約40分ほどの距離です。
写真②は、奥社までの杉並木と石畳。
爽やかな新緑の中、樹齢300年級の巨大な杉が両脇に並び、そして古来からの歴史を感じさせる不規則な石畳!
神秘的! かつ 絶景です!
そして、そして、入り口の鳥居のすぐ下に位置するそば処「浅葉の庵」(写真⑤)。
なんとも言えない佇みと、本場のおいしいそば、山菜や旬な食材を利用したてんぷら。
時間が、ゆ~っくり、の~んびりと過ぎていく気がします。
位置的に分かりづらい場所にあるので、知る人ぞ知る超オススメ処です!!