【13の外湯紹介】 番外編

こんにちは、河野です。
本日2つ目の投稿です。

外湯ご利用の際に、いくつかのお願いがあります。
番外編としてちょっとご案内。

現在、全ての外湯が無料でご利用可能ですが、
その無料には、それなりの準備と管理があってならではなのです。

↓の続きを読んでいただけましたら嬉しいです。

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先ずは、


そもそも外湯は、古くから地域住民の生活の共同の場所として利用されてきました。

野沢では現在でも、民家や宿泊施設において、中にお風呂がない建物も多くあり、

つまりは、外湯こそが[我が家のお風呂]、といった文化なのです。


村内には『湯仲間』という地域住民の団体があり、全ての外湯を維持・管理しています。

この『湯仲間』には多数の住民が入っており、日々の清掃、電気料金など全てを負担しております。


野沢温泉以外の日本の各地にも、いわゆる『外湯』があります。

その中には観光向けのみに設置している共同湯といった背景の外湯が多数かと予想されますが、

野沢の『外湯』は背景・歴史から、それらとは異なっています。


野沢の外湯は先人から培った、そして守ってきた『生活の場』であるということを、どうぞご理解下さい。

お願いします。m(_ _)m


現在はその外湯を、野沢へお越しくださるお客様にも、

ご滞在の間は一緒になって野沢の生活を体験していただきたく、

無料にて開放いたしております。

ご利用の際には、どうぞエチケット・マナーを守っていただきますよう

お願いいたします。


【外湯には写真のような利用案内が掲げてあります】
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以下、野沢温泉公式ページよりの案内です。

■ご利用の際のご案内■
○温泉街に13ヵ所の外湯があります。
  村内に30余りの源泉があり、「外湯」と呼ばれる無料の共同浴場が温泉街に13ヵ所あります。
○源泉は弱アルカリ性。100%の天然温泉です。
  30余の源泉(40℃~90℃)から引湯する良質の天然温泉は多くのお客様に喜ばれています。
○地域住民の大切な財産です。
  外湯は古くから地域住民の生活の共同の場所として毎日利用されています。
○地域住民で維持管理しています。
  それぞれの外湯は、その周辺の住民が「湯仲間」という制度をつくり、管理、維持をしています。
  電気料や水道料の負担、当番制で毎日の掃除をしています。
○エチケットを守って入浴しましょう。
  共同の場所です。お互いに気持ちよく入浴できるようエチケットを守りましょう。
○深夜の入浴はできません。
  防犯等のため、入浴時間が設定されておりますので、宿でご確認ください。


愚直なようでありますが、この村の宝『外湯』を長年守ってきた村民の精神を、

どうぞご理解下さい。m(_ _)m

そして、この独特な民族文化を、楽しんでいただけましたら幸いです。



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