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台風一過。
野沢では爽やかな夜を迎えています。
さて、いよいよ外湯紹介も最後になりました。
本日は野沢で一番大きな外湯「中尾の湯」。
外湯名 : 中尾の湯 (なかおのゆ)
場 所 : 当館より徒歩15~20分ほど。
源泉名 : 茹釜、下釜混合
泉 質 : 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)
湧出地の泉温 : 81.9℃
特 徴 : 無色澄明、弱硫化水素味を有する
適応症 : リュウマチ性疾患、慢性中毒症、皮膚掻痒症、糖尿病、角化症、にきび等、しもやけ、運動障害(特に神経麻痺)、創傷、月経異常、などなど。
禁忌症 : 皮膚、粘膜の過敏な患者、殊に光線過敏症の患者。
当館からは歩くとちょっと遠いですが、
駐車場もありませんので、
やはり歩いて行って頂いています。
この外湯は野沢の外湯の中では一番大きく、
湯船、脱衣場が十分にありますので、
とてもゆったり気分でお入りいただけます。
浴槽は2つに仕切られているので、
熱い湯が苦手な方が他の利用者に気兼ねなく、
浴槽の片方だけに水を入れて薄められる、
といった具合に利用も可。
やはり大きな外湯だけありますね。
しかも脱衣場も十分あります。
野沢の外湯は、その立地条件のため、
総じて比較的狭く、決して広い浴場ではありません。
シャワーも付いていませんし、湯船と脱衣場がソバにある。
といった様子です。
ですが、この中尾の湯はその中では広い湯のため、
利用し易いかと思います。
が、
広いと言うことは、それだけお湯が熱いんですね。
つまり、水を入れてもなかなか薄まらない。
しかも、この外湯のみ少し離れた位置にあるため、周辺の村内の利用している人は集中しがち。
もちろん村民の多くは熱い湯はぜんぜんOK。
で、
お客様と湯が熱すぎとか水を入れすぎとかで揉めてしまうことが少し多いようです。
入り口に張り紙がありました。
村民の方へのお客様へ対するお願いと、
利用されるお客様への利用の仕方のお願いが、
貼られていました。
私はこの張り紙(お願い)が、田舎染みた、野沢らしいとても良いものに思いました。
野沢へお越しの際には、是非この中尾の湯へも足を運んでみてください。
長々と紹介をしてまいりました外湯レポートも、
一応これで13箇所全てとなりました。
新しい情報や発見がありましたらまた追加発信いたします。
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野沢温泉 河一屋 より