『天下第一の桜』と名高い桜と歴史の名所「高遠城址公園」。
いよいよサクラが開花したようです♪
【2年前の写真です。】
高遠城は戦国時代、武田信玄の家臣であった山本勘助が改修した堅城です。別名兜山城(かぶとやまじょう)とも言われています。現在、当時の建物は解体・移築され、かつての敷地内には残っていません。ゆいいつ、高遠藩士の師弟が学んだ藩校、進徳館(しんとくかん)が現存しています。廃藩置県後、旧高遠藩士達が桜の馬場から桜を城跡に移植し、明治8年(1875年)に高遠城址公園となりました。
かつて馬の姿が桜の花に埋もれて隠れたという高遠藩の桜の馬場。明治8年、荒れたままになっていた高遠城址を何とかしようと、旧藩士達が馬場の桜を城址に移植したのが公園の桜の始まりです。高遠の桜(たかとおのさくら)は、タカトオコヒガンザクラで、ソメイヨシノより少し小ぶりで赤みのある花を咲かせます。園内には約1500本以上の桜があり、古くから「天下一の桜」と称されて全国的に有名で「県の天然記念物」「さくら名所100選」にも選ばれています。満開時には公園全体が薄紅色に染まり、白いソメイヨシノとは一味違った桜を楽しめます。見頃は4月中旬、城址公園がピンクに染まる花のシーズンには、 30万人以上の観光客が訪れます。
≪アクセス≫
自動車利用:中央自動車道伊那インターから国道361号線を東へ直進。
鉄道利用:JR飯田線伊那市駅からJRバス高遠行きで25分、高遠下車、徒歩20分。
<当館まで車で2時間半>