以前に(2年前)このブログで紹介しました野沢の名物「外湯」。
この外湯は、江戸時代から変わらず村民の「ふれあいの場」として親しんできました。
数百年もの歴史がある、村民の宝であります!
不変であることの素晴らしさ、不変としてきたことの困難さ、不変として守っていく覚悟。
いち村民として、さまざまな想いを巡らせます。
その外湯、前回の外湯レポートからの僅かな間に、ちょっと変わったコトがあります。
「外湯紹介 其の弐」として、改めてご案内していきます!
【およそ100年前の大湯】
先ずは、当館のお隣り「上寺湯」。
2年前も、そして今も、わたしが一番好きな外湯です。
ほぼ毎日利用しています。
ここ数年、特に冬の季節、海外からのお客様が多くなってきました。
その海外からのお客様、先ずは野沢の街のユニークさに驚き、
そして外湯の入り方に困惑! 熱さにビックリ!
しております。
海外からのお客様にとって、
外湯は先ず、入口がどこか(どっちか)分かりません。
漢字で「男湯」「女湯」ですからね。
ですので最近、その外湯の入口に、英語の案内が掲示されるようになりました♪
良く見ると、
「 The Public Bath House "Soto-yu" Guide
温泉入浴時のご案内 」
となっています。
これで安心してご利用いただけます!
とは言っても実際は、
初めて「共同で利用する浴場」で、しかもベリーホット。
困惑している姿を良く目にします。
丁度一緒に利用している村民の方々は、入り方を一生懸命に説明をしてくれます。
もちろん日本語 with 野沢弁 で。
その説明の熱心さか、なんとか上手にコミュニケーションが取れてしまうから不思議!
そもそも外湯は、古くから利用される方々の「ふれあいの場」となってきました。
最近では、こんな外湯(ふれあいの場)になってきています。
【不易流行】
新しみを求めてたえず変化する流行性にこそ、
永遠に変わることのない不易の本質がある。
こんな言葉がピッタリくるのかなぁ。
と、改めて感じています。
野沢温泉へお越しの際には、どうぞ野沢の名物「外湯」を満喫してください!
野沢温泉 河一屋
Nozawa onsen Kawaichiya